※ラベルは予告無く変更となる場合があります。

Bourgogne Rouge[2014]Denis BACHELET   品種: 赤/ピノノワール   容量: 750ml産地:フランス/ブルゴーニュ地方ジュヴレ・シャンベルタンの2区画プレソニエとグラン・シャンのブドウが使われるブルゴーニュ・ルージュ。

両クリマとも一部は村名ジュヴレとして認められており、ブルゴーニュというよりもジュヴレ・シャンベルタン並みの力強さ、充実度を得ている。

果実味と酸のバランスよく、タンニンもキメ細か。

贅沢なブルゴーニュ・ルージュだ。

太陽王ルイ14世時代の飛脚小屋が、現在、ドメーヌ・ドニ・バシュレの醸造所。

所有するブドウ畑の面積は4ha余り。

村名のジュヴレ・シャンベルタン・ヴィエイユ・ヴィーニュ(1.80ha)、ジュヴレ・シャンベルタン1級コルヴォー・ヴィエイユ・ヴィーニュ(0.44ha)、特級シャルム・シャンベルタン(0.43ha)、コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ(1.00ha)、ブルゴーニュ・ルージュ(0.60ha)、ブルゴーニュ・アリゴテ(0.46ha)ときわめてさっぱりしたラインナップ。

2012年にコート・ド・ニュイ・ヴィラージュの畑を8アールと村名ジュヴレ・シャンベルタンの畑を42アール増やした。

後者には1級並みのポテンシャルをもつとされるクリマ、レ・ゼヴォセル(0.15ha)も含まれます。

ドメーヌはもともと祖父母の所有で、学校の休みに祖父母の家に遊びに来て、ブドウ畑に興味を抱き、1981年、18歳の時からワイン造りを続けています。

このドメーヌで特筆すべきなのは樹齢の高さ。

村名ジュヴレ・シャンベルタンが平均樹齢80年、1級コルヴォーで90年以上、特級シャルム・シャンベルタンに至っては100年を超える。

この高い樹齢が凝縮味に溢れ、緻密な構造をもつワインの源泉。

醸造においては100%除梗の後、12?15度の温度で6日間の低温マセレーション。

その後、2週間のアルコール発酵となるが、その時の温度は最大25度とやや低め。

醸しは日に2回のピジャージュ、発酵の終わりに1回ルモンタージュ。

ドニ・バシュレのワインはしっかりとした酒質の一方、荒々しさとは無縁なのは、高過ぎない発酵温度と丁寧な醸しが理由。

樽熟成は村名ジュヴレ・シャンベルタンで25%、1級コルヴォー、特級シャルム・シャンベルタンがともに30%と、ジュヴレのドメーヌにしては新樽率が抑え気味。

熟成期間は16?18ヶ月。

反対に樽発酵・樽熟成で造られるアリゴテにも、一部新樽が使われるのは面白い。

しっかりパンチの利いたアリゴテ。

コート・ド・ニュイ・ヴィラージュはジュヴレ・シャンベルタンの北側、ブロション村の区画からのもので、プレモー以南のワインと比べてストラクチャーのしっかりした、長期熟成も可能なタイプに仕上がっている。

ドニ・バシュレのワインをひと言で言い表せば洗練。

どのアペラシオンもすきのないワインと言った印象。

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