※ラベルは予告無く変更となる場合があります。

Bannockburn Pinot Noir[2013]VALLI Vinyards   品種: 赤/ピノノワール   容量: 750ml産地:ニュージーランドギブストンから20キロほどの地だが、バノックバーンは気候も異なりワインの個性にも著しい差がある。

土壌はより砂が多いが、土壌より気候の違いがワインの個性に影響している。

植樹は同じく2000年。

比較的気温が高く、ワインもそれを反映して、より色が濃く熟したチェリーの香りや、より濃厚で力強く、甘いとさえ感じるような触感をもたらす。

ギブストンのワインの寿命の長さが酸に起因するのに対し、バノックバーンはタンニンのストラクチャーにある。

世界で最も多くのベスト・ピノ・ノワールのトロフィーを 獲得したワインメーカー、グラント・テイラーが興した 「ヴァリ」オタゴのピノ・ノワールの先駆者グラント・テイラーが オタゴのサブリージョンの個性の違いを映し出すために立ち上げた「ヴァリ」 ヴァリの当主、グラント・テイラーは、世界最南のワイン産地セントラル・オタゴについて、あるいはセントラル・オタゴのピノ・ノワールについて語るのに欠かせない人物だ。

カリフォルニアで経験を積んだ後、1993年に故郷のオタゴへ帰り、当時はほとんど目にかけられることのなかったセントラル・オタゴでピノ・ノワールに取り組んだ。

複数のワイナリーでワインメーカーを務め、彼の手による多くのピノ・ノワールが続々と国際的な賞を獲得。

その結果、いくつかの稀少銘柄が渇望されるようになり、セントラル・オタゴはニュージーランドを代表するピノ・ノワールの産地として世界に知られ、今では1700ヘクタールものブドウ畑が存在する。

1993年当時はほんの20ヘクタールしか畑はなかったのだというのだが。

そのグラント・テイラーが、1998年に自らのワイナリーを立ち上げた。

名前は、ニュージーランドへ移住してきた曾祖父ジュゼッペ・ヴァリに敬意を表して 「ヴァリ」とした。

2006年からは他社のワインメーカーを辞しこのワイナリーに専念しているが、ここでの目的は、オタゴのサブリージョンによる違いをワインに映し出すこと。

拠点のギブストンの他に、バノックバーン、ベンディゴ、そして新進の産地ワイタキの4カ所のピノ・ノワールを造り、相変わらず数多くの賞や高評価を得続けている。

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